日々、線を引くこと、ドローイングや痕跡についての研究を行なっている。
毎日、日記を書くようにドローイングを行い様々なメディアを通して自分から出てくる線を見つめている。
水墨画や書道の線のリズムなどからも影響を受けている。
様々な文字の造形に見える文字ドローイングのシリーズも日々日記を書くように続けている。
和室や日本の生活様式の中でどのように作品というものが存在出来るのか、
また日常の中で変化し続ける光や温度、空気の中での作品と自身のあり方を考える。
時に布をコンパクトにパッキングし持ち運び、共に旅をするようにして痕跡を残し続けるという作品を制作したり、
空気を使って時間の流れの中で変化するという作品を作っている。
空間にとらわれない状態で自分からポロポロと出てくるものを留め続けていくことで、いつしか不意に見える自身の形を確認してゆきたい。
また、線を引くという行為を通して他者とのコミュニケーションを取るドローイングセッションもその制作の中では重要なコンテンツである。
年に数回、様々なジャンルで活動するアーティストをゲストに呼んで来場者の前でセッションを行うイベントを行なっている。
生活の中や自身の身の回りに発生するドローイングを発見し探求して行くことをこれからも続けてゆきたいと思う。
1996年9月10日
東京生まれ
2019年
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2021年
多摩美術大学大学院絵画学科油画専攻卒業
2017年8月
ライブペイントat 汐留ストリートフェスティバル
2018年8月
summer art trial 2018 in アートラボ橋本公開型滞在制作
2018年12月
『行為と記録』2018
2019年1月
五美術大学連合卒業修了制作展国立新美術館
2019年2月
多摩美術大学卒業制作展優秀作品賞・福沢一郎賞受賞
2021年1月
t -watch 展示会アートディレクション(染織史特論ブランディングプロジェクト)
2021年1月
多摩美術大学修了制作展優秀作品賞
2021年1月
多摩美術大学修了制作選抜展アートテーク
2021年2月
五美術大学連合卒業修了制作展国立新美術館
2021年7月
個展「pick & fly 」 HB.Nezu
2021年9月
個展「ひえたぽてと」スペースくらげ
2021年1月
drawing session guest 1.高橋ヨシ2.栗原一成
2022年5月
「コースティクスの船」スペースくらげ
2022年9月
「光の部屋」橋本駅横マンション
2022年12月
drawing session week guest 1.堀田ゆうか2.zecin 3.kengoshimiz
2023年1月
『ミニチュア同窓会(進行中)』/ ” Miniature Reunion (in Process)”
2023年1月
「あの辺の家を眺める」OGU MAG +
2023年1月
「 never-ending 」 村世界
2023年2月
個展「ユンクス・エフスス・スピラリス」gallery seana